GitHub Copilotは、GitHubアカウントさえあれば無料で始められます。クレジットカードの登録も不要で、VS Codeなど普段使っているエディタに拡張機能として追加するだけで動き始めます。この記事では、サインアップから最初にコードを補完させるまでの手順を、公式情報にもとづいて整理します。

本記事は2026年8月17日時点で、GitHub公式サイト(github.com/features/copilotgithub.com/features/copilot/plans)を確認して記載しています。プラン内容や料金は変更されることがあるため、契約前に必ず公式ページの最新情報をご確認ください。

まず結論:何がどこまで無料か

GitHub Copilotには、無料のFreeプランから企業向けのEnterpriseまで複数のプランがあります。個人が試すだけならFreeプランで十分に体験できます

GitHub Copilotの料金プラン一覧画面。Free、Pro、Pro+、Maxの個人向けプランが並んでいる
GitHub Copilot の公式プランページ(2026年時点・編集部にて取得)。Freeプランは月額0ドルで利用可能です。
プラン 月額 補完回数の目安 チャット 主な用途
Free $0(カード登録不要) 月2,000件 月50リクエスト まず試す
Pro $10 無制限 無制限(月$15分のクレジット込み) 個人開発者・フリーランス
Pro+ $39 無制限 無制限(月$70分のクレジット込み・Opus等の上位モデル利用可) より高度なタスク
Max $100 無制限 無制限(月$200分のクレジット込み) 継続的なエージェント利用
Business / Enterprise 組織単位の契約 組織のポリシーに準拠 組織のポリシーに準拠 チーム・企業導入(IP補償、ポリシー管理あり)

Freeプランを使い切ったら、Copilotの設定ページまたは公式サイトからいつでもProへアップグレードできると公式に記載されています。

こういう使い方ができる

公式サイトの説明にもとづくと、GitHub Copilotは主に次の場面で使われます。

  • インライン補完:エディタでコードを書いている最中に、続きの候補がグレー表示され、Tabキーで確定できる
  • チャット:VS Code・JetBrains・Visual Studioでは、サイドパネルでコードの説明や修正を対話形式で依頼できる
  • コードレビュー:Proプラン以上では、変更差分に対するレビューコメントの提案を受けられる
  • CLIでの利用:GitHub CLI経由でターミナルからも呼び出せる
  • 対応エディタ:VS Code・Visual Studio・JetBrains系IDE・Vim/Neovim・Xcode・Eclipse・Azure Data Studio・Raycastで利用可能(ただしチャット機能はVS Code・JetBrains・Visual Studioに限定)

いずれも「補完・提案」が中心で、タスクを丸ごと任せる使い方ではありません。この違いはGitHub CopilotとClaude Codeはどう違う?で詳しく整理しています。

初めての人向けの導入手順

VS Codeを例に、最短で補完を試すまでの流れです。

VS Codeの拡張機能マーケットプレイスにおけるGitHub Copilotの画面
VS Code の拡張機能マーケットプレイスで「GitHub Copilot」を追加する画面。
  1. GitHubアカウントを用意する:すでに持っていればそのまま使えます。なければgithub.comで無料登録します。
  2. Copilotを有効化する:GitHubにサインインした状態で、設定内のCopilotページから利用開始の案内に従います。Freeプランはクレジットカード登録なしで有効化できると公式に明記されています。
  3. VS Codeを開き、拡張機能ビューを開く:左側のアイコン列から拡張機能(Extensions)を選びます。
  4. 「GitHub Copilot」を検索してインストールする:拡張機能マーケットプレイスから公式拡張機能を追加します。
  5. GitHubアカウントでサインインする:インストール後、初回起動時にサインインを求められます。ブラウザでの認可を済ませると、エディタ側に反映されます。
  6. コードを書いて補完を確認する:適当な関数の途中まで書くと、続きの候補がグレーで表示されます。Tabで確定、不要なら無視してそのまま書き続けられます。
  7. チャットを試す:サイドパネルのCopilotアイコンから、コードの説明や修正を日本語で質問できます。

細かい画面配置は更新で変わることがあるため、手順の途中で迷ったら公式のCopilotページから案内される最新の導線に従ってください。

注意点・短所

  • 提案を鵜呑みにしない:公式も「Copilotは提案されたコードを確率的に決定しているだけで、内容の正しさを保証しない」と説明しています。他人のコードに対するのと同じ基準でレビューする姿勢が必要です。
  • 無料枠には上限がある:Freeプランは月2,000件の補完・50件のチャットが上限です。日常的に使うと早い段階で上限に達する可能性があります。
  • チャット対応エディタが限定的:インライン補完はほぼ全対応エディタで使えますが、チャット機能はVS Code・JetBrains・Visual Studioのみです。Vim/NeovimやXcodeなどでは補完のみになります。
  • クレジット消費の仕組みがプランごとに異なる:Pro以上は「月額固定+付属クレジット」という構造のため、上位モデルを多用すると消費ペースが変わります。契約前に自分の使い方で足りるか確認したほうが安全です。

よくある質問

Q. クレジットカードなしで試せますか? A. はい。Freeプランはクレジットカードの登録なしで利用開始できると公式に明記されています。

Q. VS Code以外でも使えますか? A. 使えます。Visual Studio・JetBrains系IDE・Vim/Neovim・Xcode・Eclipse・Azure Data Studio・Raycastが公式の対応エディタとして挙げられています。ただしチャット機能はVS Code・JetBrains・Visual Studioに限られます。

Q. Freeプランで足りなくなったらどうすればいいですか? A. Copilotの設定ページ、または公式サイトのプランページからいつでもProへアップグレードできます。クレジットの消費対象・非対象や、プラン別の金額はGitHub Copilotの料金はいくら?で詳しく整理しています。

Q. 学生や個人開発者向けの割引はありますか? A. 本記事で確認した公式ページの範囲では、学生向け割引の詳細までは確認できていません。GitHubの公式サイトで最新の案内をご確認ください。

Q. Claude CodeやCursorと同時に使えますか? A. 使えます。Copilotは「書いている続きを提案する」補完型のツールなので、タスクを丸ごと任せるClaude CodeCursorと役割が重ならず、併用している人も多くいます。

Q. 会社のコードに使っても大丈夫ですか? A. Business・Enterpriseプランでは、IP補償やポリシー管理、学習データへの不使用などが提供されています。個人プランと組織向けプランではデータの扱いが異なるため、業務利用は組織のプランと社内規定を確認してから判断してください。

まとめ

  • GitHub CopilotはGitHubアカウントとVS Codeなどの対応エディタがあれば、無料ですぐに始められる
  • 無料プランは月2,000件の補完・50件のチャットまで。上限に達したらProへのアップグレードを検討する。
  • 中心的な使い方はインライン補完とチャットで、タスクを丸ごと任せるツールとは役割が異なる。
  • 提案コードは必ず自分でレビューする前提で使うのが安全。

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