「Claude Codeを使ってみたいけれど、何から始めればいいのか」をこの記事だけで終わらせます。

先に、いちばん大事な前提を書きます。Claude Codeは無料プランでは使えません。 ここを知らずにインストールして、ログインで止まる人がいちばん多いはずです。

この記事の前提:手順はClaude Code公式ドキュメントを一次情報として確認しています。あわせて、編集部のmacOS(Apple Silicon)環境で実際にインストール状態を確認しました。バージョンや対応OSは更新が速いため、実行前に公式の最新をご確認ください。

結論:3つ知っておけば始められます

  1. 有料プランが要る(Pro / Max / Team / Enterprise / Console のいずれか)
  2. インストールはコマンド1行。ネイティブインストーラーが推奨で、以後は自動更新されます
  3. 動作確認は claude --version。バージョンが出れば成功です

必要なもの

公式が示す動作環境です。

項目 要件
OS macOS 13.0以降 / Windows 10 1809以降 / Ubuntu 20.04以降 / Debian 10以降 / Alpine 3.19以降
メモリ 4GB以上
CPU x64 または ARM64
シェル Bash / Zsh / PowerShell / CMD
ネットワーク インターネット接続が必要
地域 Anthropicのサポート対象国

Node.jsは必須ではありません。 ネイティブインストーラーで入れる場合、Claude Codeは単体で動くバイナリとして入るため、Node.jsを別途用意する必要はありません(npm経由で入れる場合のみNode.js 22以降が必要です)。

アカウントの準備:ここが最初の関門

公式ドキュメントにはこう明記されています。

Claude Code requires a Pro, Max, Team, Enterprise, or Console account. The free Claude.ai plan does not include Claude Code access.

つまりClaude.aiの無料プランではClaude Codeは使えません。 個人で始めるなら、実質的にPro以上の契約が前提になります。

「インストールしたのにログインできない」の大半はこれが原因です。課金してから始めるものだと理解しておいてください。料金の考え方はClaude Codeの料金と節約5つのコツに整理しています。

なお、Amazon Bedrock や Google Cloud、Microsoft Foundry といった外部のAPIプロバイダ経由で使う方法もあります。

インストール

macOS / Linux / WSL

ターミナルを開いて、この1行を貼ります。

curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash

Windows(PowerShell)

irm https://claude.ai/install.ps1 | iex

Windows(コマンドプロンプト)

curl -fsSL https://claude.ai/install.cmd -o install.cmd && install.cmd && del install.cmd

PowerShellとコマンドプロンプトを間違えると、The token '&&' is not a valid statement separator'irm' is not recognized というエラーが出ます。プロンプトの先頭が PS C:\ ならPowerShell、C:\ だけならコマンドプロンプトです。

他の入れ方

方法 コマンド 自動更新
ネイティブ(推奨) 上記の1行 される
Homebrew brew install --cask claude-code されない
WinGet winget install Anthropic.ClaudeCode されない
npm npm install -g @anthropic-ai/claude-code されない

推奨はネイティブです。理由は自動更新されるからで、Homebrewやnpmで入れると更新を手動で回すことになります。この分野は更新が速いので、放っておいても最新になる方式のほうが楽です。

npmで入れる場合、sudo npm install -g は使わないでください。 権限の問題とセキュリティリスクを招くと公式が警告しています。

動作確認

インストールが終わったら、次のコマンドでバージョンを確認します。

claude --version

2.1.211 (Claude Code) のようにバージョンが表示されれば成功です。

編集部のmacOS環境で確認したところ、claude の実体は次のようになっていました。

~/.local/bin/claude
  → ~/.local/share/claude/versions/2.1.202

~/.local/bin/claudeシンボリックリンクで、実体はバージョン番号ごとのディレクトリに入ります。公式ドキュメントの記載どおりの構造になっていることを確認しました。自動更新のときは新しいバージョンが versions/ の下に増え、リンクの向き先が変わる仕組みです。

もっと詳しく調べたいときは、この診断コマンドが使えます。

claude doctor

セッションを開始せずに、インストールの状態・設定ファイルの検証エラー・警告と対処案を表示してくれます。command not found が出るときは、まずこれを実行してください。

最初の1回

作業したいフォルダに移動して、起動します。

cd ~/projects/myapp
claude

初回はブラウザが開き、ログインを求められます。案内に従って認証すれば、そのまま対話セッションが始まります。

あとは日本語で作りたいものを伝えるだけです。

  1. プロジェクトのフォルダでClaude Codeを起動する
  2. 「〇〇を作って」と日本語で指示する
  3. 出てきたものを実際に動かし、違っていたら追加で指示して直す

いきなり大きなものを狙わず、1画面・1機能まで小さく区切るのがコツです。指示の出し方は指示の書き方7つのコツにまとめました。何を書けばいいか分からないときは、当サイトの要件定義プロンプトビルダー(無料・登録不要)を使うと、埋めるだけで指示文ができます。

更新とアンインストール

更新

ネイティブインストールなら、起動時と稼働中に自動でチェックされ、バックグラウンドで更新されます。すぐ反映したいときは手動で実行できます。

claude update

更新されると Successfully updated from <旧> to version <新> と表示され、すでに最新なら Claude Code is up to date と出ます。

更新チャンネルは2つあります。

チャンネル 内容
latest(既定) 新機能をリリース直後に受け取る
stable 約1週間遅れ。大きな不具合のあるリリースを飛ばす

業務で安定を優先するなら stable という選択もあります。/config から切り替えるか、settings.json に書きます。

{
  "autoUpdatesChannel": "stable"
}

アンインストール

ネイティブインストールの場合はこの2行です。

rm -f ~/.local/bin/claude
rm -rf ~/.local/share/claude

設定やセッション履歴まで消したい場合は ~/.claude~/.claude.json も削除します。ただしVS Code拡張・JetBrainsプラグイン・デスクトップアプリも同じ場所を使うため、それらが残っていると再生成されます。

注意しておきたいこと

良い面ばかり書くのは不誠実なので、引っかかりそうな点も挙げます。

無料では試せません。 多くのツールにある「無料枠で感触を確かめる」ができないので、最初の一歩の心理的なハードルは他より高いです。ブラウザだけで無料から触りたいなら、v0などのAIアプリビルダーのほうが入口としては軽いです。

ターミナルに慣れていないと最初がつらいです。 画面で何が起きているか見えるほうが安心という人は、CursorとClaude Codeの比較を先に読んでから選んでください。

自動更新は便利ですが、挙動が変わることがあります。 昨日と今日で操作感が違う、ということが起こりえます。安定を優先するなら前述の stable チャンネルを検討してください。

生成物は必ず自分で動かして確認してください。 AIの出力は、間違っていてもエラーを出さないことがあります。よくある失敗は初心者がやりがちな失敗7つにまとめています。

よくある質問

Q. 無料で使えますか? A. 使えません。Pro / Max / Team / Enterprise / Console のいずれかのアカウントが必要で、Claude.aiの無料プランにはClaude Codeへのアクセスは含まれないと公式に明記されています。

Q. Node.jsは必要ですか? A. ネイティブインストーラーを使う場合は不要です。単体で動くバイナリとして入ります。npm経由で入れる場合のみ、Node.js 22以降が必要です。

Q. インストールできたか、どう確認すればいいですか? A. claude --version を実行してバージョンが表示されれば成功です。うまくいかないときは claude doctor を実行すると、インストール状態と設定の診断結果が出ます。

Q. Windowsでも使えますか? A. 使えます。Windows 10 1809以降が対象です。ネイティブで動かす方法とWSLを使う方法があり、WSL 2ならサンドボックス実行にも対応します。ネイティブWindowsでは Git for Windows を入れておくとBashツールが使えるようになります。

Q. HomebrewとネイティブインストーラーとNode.js、どれで入れるべきですか? A. ネイティブインストーラーをおすすめします。自動更新されるのはこの方式だけで、Homebrew・WinGet・npmは手動更新になります。

Q. アップデートで挙動が変わるのが困ります。 A. 更新チャンネルを stable に設定すると、約1週間遅れの、大きな不具合のあるリリースを飛ばしたバージョンを使えます。settings.json"autoUpdatesChannel": "stable" を追加してください。

まとめ

  • 無料プランでは使えない。 Pro以上の契約が前提
  • インストールはコマンド1行。ネイティブインストーラーが推奨で、以後は自動更新
  • Node.jsは不要(npm経由のときだけ必要)
  • 確認は claude --version、困ったら claude doctor
  • 起動したら日本語で、1画面・1機能ずつ指示する

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